こんにちは、ニーチェです。
今日は本田健さんの「10代にしておきたい17のこと」について紹介していきたいと思います。
この記事はこんな人に向けて書かれています。
- 今、何をすべきかわからない
- 人生の指南書が欲しい
- 読みやすい自己啓発本を探している
本書の冒頭には
僕はこの本を、人生の先輩として書いていこうとは考えていません。
映画を先に試写会で観てきた友達から、その映画のストーリーをかいつまんで聞くように読んでもらえるとうれしいです。
と書かれています。
筆者の思惑通りに、気軽に読めました!
基本情報
タイトル | 10代にしておきたい17のこと |
著者 | 本田健 |
出版社 | だいわ文庫 |
発売日 | 2010/ 12/15 |
ページ数 | 208ページ |
定価 | 571円+税 |
内容紹介
人生の原点は10代にある!20代、30代、40代の人にも読んでほしい、人生に必要な17のこと。
人生の原点は10代にあります。これから出会う人で、あなたの人生は決まる。
この本にはタイトル通り、17の教訓が書かれていますが大まかに3つに分けられます。
- 知ること
- 考えること
- 挑戦すること
知ること
人生に正解はないと知る
お金に恵まれた人生、
お金に縁のない人生、
好きなことをする人生、
嫌いなことをやる人生、
言われた通りのことをやる人生、
社会に役立つ人生、
社会のマイナスになる人生など、
さまざまな生き方があります。
どれがいいか悪いかということはありません。
「どれもあり」なのです。
あなたの前には、さまざまな人生の可能性が用意されていて、そのうちどれをどう選ぶかは、あなたが決めればいいのです。
あなたは、これから、どんな人生を生きたいのでしょうか?
あなたには100通り、いや、それ以上の生き方のメニューが用意されています。
そのどれを選ぶのもあなたの自由です。
人生に正解はないと知りましょう。
自分を知る
幸せに生きるうえで大切なのは、「自分の好き嫌い」をはっきり知ることです。
実に90%の大人が迷って生きているのですが、
なぜ迷っているのかといえば、自分は何が好きで、何が嫌いなのかがわからないからです。
その原因は、小さい頃からの「好き嫌いをなくしなさい」という教育と、
嫌いなものでも、できるだけ好きになったほうがいいという日本の独特の文化によるものだと思われます。
あなたは何が嫌いなのか。何が好きなのか。
それを意識してみてください。
幸せの原則は、好きなものに囲まれて、好きなことをすることです。
好きなものがわからないと、自分を幸せにする方法も見つけられません。
今からでも遅くありません。
好き嫌いをはっきりさせましょう。
考えること
自分はなぜ、生まれてきたか
なぜあなたは生まれてきたのでしょう。
そして、これから、何のために生きていくのでしょうか。
これは一生をかけて考える問いですが、10代の頃にはそういう哲学的、宗教的なことに興味を持つ人もいるかもしれません。
あなたの生まれてきた目的は、あなたがワクワクすることに隠されていると思います。
あなたの才能も、ワクワクすることの周辺にあります。
それを追いかけていくと、自然と、あなたが本来やるべきことが見えてきます。
あなたが自然にできること、人より上手にできて喜ばれること、それがあなたのライフワークです。
人生の目的は、
「自分らしさに気付き、才能を磨き、人に喜ばれることで、充実した人生を送ること」
だと著者は考えています。
これからの人生で、あなたは最高の未来を選択をすることもできるし、最悪の人生をつくることもできます。
「人生の目的」が何であろうと、それを成し遂げられる人は、どんなときでも、自分でできる最高の選択をしつづけています。
その結果、理想をはるかに超えるかたちで、充実した毎日を送ります。
挑戦すること
夢に向かって挑戦する。
夢を持っている大人は輝いています。
「自分のお店を持つ」という小さな夢から、「世界平和を実現する」「地球環境をよくする」という大きな志と言えるようなものまで、夢は様々です。
そして、その夢の大小に関係なく、「これは大切だ」と思うものに向かって人生を歩んでいる人には素晴らしい人たちが多いものです。
そういう人たちのエネルギーを感じましょう。その人たちの輝きに刺激を受けましょう。
無限の可能性がある
あなたには無限の可能性があります。
あなたは世界中のどこに住んでもいいし、誰と結婚してもいいし、何をやってもいい。
なんでもできます。
目の前には大きくて真っ白なキャンバスが用意されていて、そこに何を描くかというのはあなたが決めていいのです。
あなたの目の前にはいくつものチャンスの扉があります。
どの扉の向こうにも、可能性の道が続いています。
しかし、その扉はずっと開いていてくれるわけではありません。
正確にいえば、心の自由な人にはずっと開いているわけですが、たいていは25歳くらいから、急速に狭まっていくものです。
ただ、焦る必要はありません。
人生には不思議なことが起こります。
一つの扉が閉まっても、また新しい扉が開くということはよくあります。
感想
非常に、わかりやすく簡潔に書かれていました。
10代に向けて書かれているので、文体が本当に優しいです。
僕自身、この本は2時間かからずに読み終わりました。
この本を読んで「とてつもない発見」をしたりということは無かったですがw、
ためになる教訓や新たな価値観は見出すことができました。
特に心に残っているのは
自分の人生の問題を、親や社会への批判にすり替えない
批判的になるのは、自分に自信がないから。
自身があるひとは、批判をしません。
批判からは何も生まれないからです。
10代の頃は、考え方も言動も攻撃的になりがちです。
それはなぜかというと、自分が誰かを知るためには、今の殻を破らなければならないからです。
親という引力のある地球から大気圏へ出るわけですから、当然反発力がいります。
でも、その反発力の出どころがどこなのかもわかっておく必要があります。
おわりに
僕はもうすぐ20才になる19才ですが、胸にささる教訓がありました。
17のうち13個くらいは参考になりました。笑
この本にも書いてありましたが、「10代は可能性の塊」です。
何にでもなれる可能性があります。
言い換えると、夢の扉が自分の前にいくつも用意されている状態です。
ただ、そのドアを開けるかは、自分次第。
僕は奇跡的にギリギリ10代でこの本を読めたのですが、
それ以外の方にも通ずる、生きていくうえで大切なことが書かれています。
自分が何歳でも、興味のある方は手に取ってみてください。
また、読みやすいのも特徴なので、興味がある方は是非!
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それではまた次回も、何卒。最後まで読んでいただきありがとうございました!
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