
YouTubeを見ていたら、「宮本から君へ」の予告編が流れてきた。
池松壮亮さんがボコボコにされて、前歯がない血だらけの状態で
「俺の人生バラ色だからよ!」と叫んでいた。
何事だ、
広告が流れ去ってしまったので検索してもう一度見直してみた。
「この映画は絶対におもしろい。」
ぴあ映画初日満足度ランキングも一位とのこと
https://www.fnn.jp/posts/000001363_000011710/201909301832_PRT_PRT
詳しく調べてみると『宮本から君へ』は35年前に完結した漫画で、2018年にテレビドラマ化されていた。
しかも、Amazon Primeで全話配信されている。
これは見るしかない。
もし、面白かったら映画も見に行こう。
久しぶりにドラマを見て熱くなった
ということで、その日のうちに視聴したのですが、久しぶりにドラマを見て胸が熱くなりました。
23分×12話でトータル約4時間半をノンストップで見ました。
メチャクチャおもしろい。
いやー、熱い。
泥臭い姿に熱くなるのと同時に「僕はこうなれないな笑」と思ってしまいました。
今はもちろんそうだけど、35年前はこんなサラリーマンいたのかな?
『神保さんと宮本』が『Lと竜崎』
役者さんが素晴らしいですね。
素人の僕が語るのはおこがましいですが、全員演技が上手い。
池松さんの鬼気迫り方と不器用な感じが熱い男のそれでした。
原作を読んでいたら、「おー、再現性高い」となっていたんでしょうね。笑
池松壮亮さん演じる主人公『宮本 浩』と松山ケンイチさん演じる宮本の先輩『神保 和夫』の配役が、
デスノートの竜崎(池松壮亮)とL(松山ケンイチ)と同じでなんか嬉しくなりました。
師弟関係もそのまんま!
ストーリには全然関係ないんですけどね。笑
MOROHAが熱い
ドラマのエンディングを聴いてびっくりしました。
MOROHAじゃん。
一話を見終わってから『革命』が流れた時、鳥肌が立ちました。
初めてあの歌を聴いたときの感覚を思い出せたというか。
たしかにこのドラマにはあってるか。
池井戸潤ほどドラマチックじゃない
このドラマは、新卒営業マンの主人公が、不器用ながらも成長していく物語なのですが、なんせ泥臭い。
「会社員を描いたドラマといったら?」
と聞かれて思い浮かべるのは、日曜劇場でよくやる池井戸潤原作のカッコイイ話だと思いますが、
それとは真逆のストーリーでした。
綺麗なドラマは巨悪と戦ったり、権威に歯向かっていくものですが、「宮本から君へ」ではだいたい宮元自身が原因で物事がこじれていきます。
ドラマチックじゃないし、最終的には相手に負けるしwで全く美化されていない。
たぶん、現実はこっち。笑
全然スカッとしないのですが、彼の生き様には胸が熱くなり気付くと虜になっていました。
宮本はバカなのか?
「宮本はバカなのか?」と思うところが沢山あった。
- そんなところでキレんな
- 大声出すな
- 手を出すな
- 愛想よくしなさいよ
- 女性にムキになるな
- 失敗に執着するな
- 利益の無い事にこだわるなetc…
「自分だったらこうはしない。」と思うところが沢山あった。
ただ、見終わって気付いたのですが、このドラマをそんな見方するのはナンセンスだ。
それは、『人の生き方』に『自分の生き方』を押し付けるようなもの。
宮本は会社の犬どころか、上司の命令に背いて自分のやりたいようにやる。
有能な人間で初めて許される行いを、半無能の宮本は意地でも貫こうとする。
彼は不器用だし、誰が見てもアホだし、現代だったら絶対に淘汰される男。
しかし、同時にそこが彼の生き様であり回を重ねるごとに彼がカッコよく見えた。
そんな宮本を見て僕は思った、
「僕にはサラリーマンは無理だな」
ドラマの最後は正直よく分からない終わり方をしていました。
原作はまだ続くけど尺の関係でブッタ切ったような感じでしたね。
でも、面白かった
これは続きが気になる。
ということで、明日映画を見てきます!
初めてブログブログしい閉め方ができたんじゃね?w
それではまた次回も、何卒。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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