
平手友梨奈さんのソロ曲、『角を曲がる』の公式PVがYouTubeにアップされていた。
まえにも記事で書いたが、僕は欅坂46さんのファンではない。
CDも買ったことが無い。
全部GEOで借りていた。
ただ、この曲だけは心の底から素晴らしいと思う。
映画館で初めて聞いて、、、
この曲は、平手さんが主演を務めた「響 -HIBIKI-」の主題歌として披露された。
初めて映画館で聴いたときは衝撃が強すぎてぼう然としたのを覚えている。
映画自体はとてもつまらなく、平手さんが
- 指を折る
- 屋上から飛び降りる
- 一眼レフを道路に投げる
- 電車を生身で止める
- 1億の賠償を背負う
くらいしか覚えていない。笑
シナリオが訳分からな過ぎて、期待して見に行ってがっかりした記憶がある。
しかし、エンドロールで流れてきたこの曲で全てチャラになった。
この曲には1800円を払う価値がある。
円盤化することがなく、映画でしか聞くことが出来なかったので、YouTubeでモノマネをしている人の歌声でずっと我慢していた。
公式PVをあげた運営には「あっぱれ」ですね!
平手友梨奈と鮎喰響
この歌は『鮎喰響』の歌ではなくて、『平手友梨奈』を表現した歌だと思う。
コメント欄で
というものを見かけた。
しかしそれは間違いだと思う。
鮎喰響は元からぶっ飛んでいる所があった。
平気で命を捨てれて、自分を貫くために人を無下にできる人間、
そして間違いなく天才であった。
平手さんは恐らく鮎喰響と辿ってきた人生とはまるで違うだろう。
元から才能があったものの、そこまで世間を冷ややかに見つめていなかったはずだ。
- 過度な期待をよせるファン
- 袋叩きにするアンチ
- 謎の第三者の意見(僕のような人間)
- そして理不尽な事件
そういった災いを受けて、今の状態に至ったのだと思う。
何も知らない他人が滅多なことを言うもんじゃないが、、、
そして、『角を曲がる』で表現されている心情には明らかに『迷い』と『葛藤』が存在している。
角を曲がるとは○○と○○の象徴
「角を曲がる」とは何の比喩なのだろうか?
この歌が、平手さんをモデルに描いているということが前提になってしまっていますが。笑
この曲には「角を曲がる」という歌詞が2回登場する。
周りの人間に決めつけられた
思い通りのイメージになりたくない
そんなこと 考えてたら眠れなくなった
だからまたそこの角を曲る
みんなが期待するような人に
絶対になれなくてごめんなさい
ここにいるのに気づいてもらえないから
一人きりで角を曲がる
注目すべきは「角を曲がる」に至った経緯だ。
一番では「世間の期待に従う嫌気」
二番では「自分を貫きたい気概」
つまり「角を曲がる」とは『世間との決別』と『自分の道を進むことの決意』の象徴だと思われる。
おわりに
これを高校生の女の子が歌っている所に魅力と残酷さがある。
世間に対し、絶望と達観があるというのは一見素晴らしいことのように思えるが、実はとても悲しいことだ。
それを才能と呼ぶのも、あまりに軽率だ。
そんなことを思うと「昔に戻って!」など口が裂けても言えない、
だから またそこの角を曲がる
それではまた次回も、何卒。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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