【あらすじ・感想】『天才はあきらめた』を読んで気付いた、山里亮太は天才であると。




 

こんにちは、ニーチェです!

 

山里さんは、『天才はあきらめた』らしい。

自分が凡人だと思っている人にこそ読んで欲しい一冊。

 

この本はこんな人にオススメ

  • お笑いが好きな人
  • 努力が続かない人
  • 嫉妬に狂っている人
  • 自分の才能が信じられない人

 

 

この記事では、著・山里亮太『天才はあきらめた』について、あらすじと感想を書いていきます!

 

 

基本情報

 

 

タイトル 天才はあきらめた
著者 山里 亮太
出版社 朝日新聞出版
発売日 2018/9/26

 

内容説明

「自分は天才にはなれない」。そう悟った日から、地獄のような努力がはじまった。

嫉妬の化け物・南海キャンディーズ山里は、どんなに悔しいことがあっても、それをガソリンにして今日も爆走する。
コンビ不仲という暗黒時代を乗り越え再挑戦したM-1グランプリ。そして単独ライブ。
その舞台でようやく見つけた景色とは――。

2006年に発売された『天才になりたい』を本人が全ページにわたり徹底的に大改稿、新しいエピソードを加筆して、まさかの文庫化!
格好悪いこと、情けないことも全て書いた、芸人の魂の記録。

 

著者
1977年生まれ、千葉県出身

漫才コンビ「南海キャンディーズ」のツッコミ担当。

関西大学文学部卒。在学中に吉本興業のタレント養成学校NSC22期生になる。

2003年に「しずちゃん」こと山崎静代と南海キャンディーズを結成。

04年にABCお笑い新人グランプリ優秀新人賞、M‐1グランプリ2004準優勝。

南海キャンディーズ不仲の時期を経て、M‐1グランプリ2016、2017に再挑戦。

2018年コンビとして初の単独ライブ「他力本願」を開催した。

 

あらすじ

 

この本は5章で構成されています。

  1. 「何者か」になりたい
  2. スタートライン
  3. 焦り
  4. 有頂天、そしてどん底
  5. 泣きたい夜を超えて

 

 

第1章 「何者か」になりたい

 

山里さんの幼少期から、お笑い芸人になるために大阪の大学に進学するまでが描かれています。

 

大阪に行ってからの青春描写が眩しすぎて、青春群像劇を読んでいるような錯覚になりましたw

 

山里さんは昔から、なりたいものの為に努力が出来る人間なんだと率直に読んでいて感じました。

特に、浪人期の努力の仕方と言ったら尋常じゃないですよ。

僕も浪人生だった時がありましたが、勉強も大学進学も投げ出してしまうくらいキツかった。

 

山里さんはこの努力の過程を平然と描いているけど、凄まじいことだと思います。

この頃から、努力の天才だったんだね。

 

 

第2章 スタートライン

 

養成所に入って最初に組んだコンビが解散するまでが書かれています。

 

この章は普通に新鮮な情報が多かった。

普通の人間はお笑いに触れることが多くても、養成所について知っていることは多くないはずだ。

芸人を育成している裏側が描かれていて感心しながら読んでいた。

キングコングの活躍のえげつなさから、山里さんの暴君具合まで多くのことに驚いた。

 

最小の相方であるM君が本当にかわいそうで、山里さんを嫌いになる最初の章です。

 

 

第3章 焦り

 

次のコンビ『足軽エンペラー』の解散と『南海キャンディーズ』の結成までが描かれています。

 

山里さんって結構なエリートなんですね。

次に結成した『足軽エンペラー』は関西のテレビ番組のオーディションを勝ち抜き、優勝までしちゃうんですから。

しかし、順調に行っているようだけど、『足軽エンペラー』も解散してしまう。

この現象を巻末の解説でオードリーの若林さんが的確に説明している。

あの実力があって慕われていないとなると、よっぽど人望がないのだろう。

これに尽きると思いますw

この時も結構相方さんに酷い事をしてらっしゃりましたからね~

 

解散後は今の相方である、しずちゃんに目を付けて、コンビを組むことになります。

この時のしずちゃんへのアプローチとか口説き方は結構感動しました。

上京までの流れも、山里さんのカッコいい所が詰まっていました。

 

 

第4章 有頂天、そしてどん底

 

南海キャンディーズの快進撃と挫折までを描いています。この本で一番長い章。

 

M-1グランプリ2004で準優勝した時は本当に熱くなった。

ネタを試行錯誤して自分たちのスタイルを確立するまでの経過も含めて、本当に芸人さんはカッコいいと思った。

これを読んでから、もう一度、M-1を見返すと、なぜか泣きそうになってしまう。

それくらいいいシーンなのでここだけでも読んで欲しい。

 

翌年もリベンジをするのだが、上手くいかず最下位になってしまう。

有頂天からどん底へ。

記憶が無くなるくらい悩み、芸人を辞めることを決意してこの章を終える。

 

 

終章 泣きたい夜を超えて

 

山ちゃんの復活、コンビのすれ違いを経て、M-1に再挑戦するまでが描かれている。

前作の『天才になりたい』と読み比べてみるとこの章が大幅に加筆・修正されていた。

 

山里さんが芸人を辞めるのを、周りの芸人さんが引き留めるシーンがメチャクチャ熱い!

千鳥の大悟さんが本当にカッコいい。こんな先輩が欲しいランキング1位だね。

 

途中ではコンビ間のすれ違いでとてつもなく不仲になってしまっている。

この章だけは山ちゃんに同情の余地があると思う。

相方に対する、不満と嫉妬。今までの相方への仕打ちとは少し違った。

山ちゃんの器が小さいというよりは、しずちゃんの器が大きすぎただけだと思う。

コンビの歯車が再び噛み合うシーンで思わず泣いてしまった。

『泣きたい夜を超えて』を読んで泣いてしまった。

 

 

※章と章の間にある、山ちゃんの書きなぐったガソリンも魅力的でした。

だいぶ、狂気をはらんでいましたがw

 

 

感想

 

『天才はあきらめた』の意味

 

僕は、『天才になりたい(旧版)』を発売前から読んでいた。

それからリニューアル版を出すと聞いて、「なぜタイトルを変更したのか?」という疑問があった。

最後の最後にこのタイトルの意味が書かれていた。

 

僕は天才になれない。

でも、この事実をあきらめる材料にするのではなく、目的のために受け入れ、他人の思いを感じて正しい努力ができたとき、憧れの天才になれるチャンスがもらえる。

 

つまり、タイトルを補うとこうなる

「天才じゃないから僕にはできない。」と嘆くのはやめた。

昔の山ちゃんの描写からすると考えられないくらい達観していますね。

 

最後のこの文を読むだけでも、この本に価値があると思う。

 

日常生活でこんなことありますよね

あいつは天才だからしょうがない
俺は凡人だから。。。

こういう風に嘆き、落ち込み、何の努力もしないのは愚かである。

「諦める材料」にするのではなく、「受け入れて、努力する」のが大切だとこの本を読んで強く思いました。

 

天才とは何か?

 

アインシュタインの言葉にこんなものがある

天才とは努力する凡才のことである。

 

この名言を見て、山里さんのことを思い出した。

山里さんは、どんな辛いことも自分の中の醜い感情も、全てをガソリンに変えて努力し続けた。

その努力の過程で多くのスキルを身につけたのだろう。

元からあるセンスも天才的だと思うが、、、

 

この本を読めば誰もが思うだろう、

「山里亮太は天才である」と。

 

 

たりないふたり

リニューアル版に書き足された解説が本当にいい味を出している。

オードリーの若林さんが書いた。

 

若林さんと山里さんは「たりないふたり」というコンビを組んでいる親友なのだ。

お互いが認め合っているのに、それを口に出して褒め合わない所に闇芸人同士の絆を感じる。

 

気持ち悪いほどの称賛と嫉妬が書かれていたが、僕が気になったのは最後の1ページの文章。

 

彼が、愛をさらに膨らまし、伴侶を見つけでもして、人情系あったかMCになるのがぼくは怖い。

それだけは、阻止しなければならない。

みんなで監視しないといけない。

 

おい、監視が追い付いてないじゃないか!

ご結婚おめでとうございます。

 

 

それではまた次回も、何卒。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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